子育てコラム

親子関係を見直す中で、行きつく先は自分の生き方?

2022年3月28日

親の学校子育てコラム


 受講生さんに送ったメールに書いたつぶやきより。

受け取った受講生さんから、ぜひ多くの人に伝えてください。

と嬉しい言葉を頂いたのでコラムにしてお届けします。

(受講済みの方へのつぶやきなので少々専門用語ありです)

親子関係を見直す中で、行きつく先は… 

親子関係を見直す中で、行きつく先は自分の生き方だったりします。

自分が充実していれば行動の四角形の受容線が下がり、子どもにも寛容になれる場面が増えてくる。

でも…最近、自分の生き方を掘り下げすぎたり自分育てばかりに気をとられ…結果

自己肯定感を下げ、以前より自分の生き方に迷走している人が多いな~とも感じています。

行動の四角形に当てはめると受容線の上下の激しい状態!

そして、受容線が上がるとこれはマズイ!

と、更に自分とは…と深堀したり自分育てで自己肯定感を高めようとする。でも…自己肯定感はあがらず、受容線の上下は更に激しくなる…。

私思うんてす。

自己肯定感は目指す自分からではなく、等身大の自分が身近な人との平凡なふれ合いの中から得られるものだと。

小さな日常の変化の積み重ねが自己肯定感となる   

 「いつも素通りするママ友にこちらから挨拶出来た」

「最近疲れているパパに「仕事お疲れ様」と声がかけられた」

「不機嫌な子どもに腹をたてずに大好きなおやつを出せた」

「子どもの目を見ておはよう!と言えた」ets…

今ある日常の中で、自分と相手を見つめて起こる少しの変化。

そんな小さな日常の変化の積み重ねが自己肯定感となると。

色々なものを学ぶとどうしてもここを忘れがちになります。

とは言え、自分を高める学びは大切ですからね。

自分育てに疲れたら、ぜひこの小さな日常の変化を大切にすることを思い出して下さい。

ここが自己実現の出発地点であり、終着地点かもしれません。

  • この記事を書いた人

生駒 章子

親の学校プロジェクトの代表。元ガミガミママで今は親教育の専門家。
自身の原体験から、子育て支援ではなく「親支援」にこだわって活動中。趣味は読書(マンガ)

ファミリーワークス合同会社の代表。
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